消防設備点検

避難器具点検

避難器具点検

避難器具点検とは?

避難器具点検とは、火災や災害時に安全に避難できるよう、避難器具が正常に機能するかを定期的に確認する作業です。
避難器具とは字の通り、火事の際に通常の避難経路が炎や煙にて塞がれ 脱出できない際に、ベランダ等に設置されている避難器具を使用して逃げるための設備をいいます。
避難器具には救助袋、金属製避難はしご、緩降機、避難ロープ、滑り台、避難タラップなどがあります。
防火対象物における避難器具の設置基準は非常に複雑で、収容人員と防火対象物の用途により設置義務が決まってきます。また、収容人員の計算方法も用途により異なってきますし、各地域の条例によっても設置基準が異なったりしますので注意して下さい。

避難器具の種類

避難はしご

避難はしご

金属や樹脂製のはしごで、固定式・吊り下げ式・ハッチ格納式などがあります。
吊り下げ式の場合は避難の際にベランダの手すり等に自ら設置が必要となります。
ハッチ格納式の場合はハッチを開けボタンを押すと自動的にハシゴが組み立てられる仕組みでマンションなどに主に設置されています。

緩降機(かんこうき)

緩降機(かんこうき)

ロープと調速機を使って、1人ずつゆっくり降下できる装置。比較的小規模な建物に多く設置されます。緩降機の使用方法は、調速器と呼ばれる部分を固定されているバーにかけて、リールを外に投げ出し、着用具を背中に巻きつけ締め付けて、あとは飛び降りるだけです。調速器が速度を調整してゆっくりと降りていきます。

救助袋

救助袋

袋状の滑り装置で、垂直式と斜降式があり、学校や病院などに設置されることが多いです。
救助袋の場合には降下障害が無いか等の救助袋を降ろす事を想定するだけでなく、救助袋を畳んで格納箱に収納するスペースが存在するか等、様々な条件が十分に整っている際には最新の注意の元、降下試験を行ないます。

点検周期と点検内容

  • 機器点検

    6か月に1度

    外観・設置状態・操作性などの確認。 器具の設置状況や外観、操作性などを目視および簡易操作によって確認し、安全かつ確実に使用できる状態であることを確認します。

  • 総合点検

    1年に1度

    実際に器具を展開・操作することで、避難機能が確実に発揮されるかどうかを確認することを目的としています。

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代表取締役梅原 秀和

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