「防火設備定期検査」とは、建 築基準法に基づいて建物に設置されている防火設備(防火戸・シャッターなど)が、火災時に正しく作動するかを定期的に検査する制度です。
2013年に福岡の診療所で起きた火災の延焼原因が防火戸の起動不良であったことから2016年に創設された制度となります。
建物内で火災が発生した際、煙や炎の拡大を防ぐための「防火設備(例:防火戸、シャッター、自動閉鎖装置など)」が、設計通りに正常に作動するかを確認する検査です。
点検項目として、
火災感知器からの信号で確実に作動するか、手動閉鎖操作は手動で安全に閉鎖・停止・再開できるか。 防火扉・シャッターが完全に閉まり、隙間がないか。 作動後に元の状態に戻るか、センサーや障害物検知装置の動作確認、変形・錆・破損などの劣化がないか
対象物は下記となります
「防火戸防火扉、自動閉鎖式防火ドア、非常口ドア」
「防火シャッター 間仕切りシャッター、エレベーター前室用シャッター」
「防火スクリーン 耐火クロスカーテン、耐煙スクリーン」
年1回以上の定期検査が義務化
| 検査項目 | 内容 |
|---|---|
| 外観検査 | 腐食、破損、障害物の有無 |
| 動作確認 | 自動閉鎖装置の正常作動、開閉速度、完全閉鎖の確認 |
| 連動確認 | 火災感知器や警報設備との連動動作 |
| 設置状況 | 建築基準法に適合した設置か、改造や撤去がないか |
当社は消防設備点検と
建築設備定期検査ができます。